小松の車両遠隔管理システムの紹介
コマツのユンボには、KOMTRAX・コムトラックスという
建設機械の車両遠隔管理システムが搭載されています。
世界中の建機車両の位置及び稼動状況、そして燃料の
消費状況の一括管理システムです。
この画期的なシステムは、
油圧ショベルに取り付けられた発信機の情報が、GPSや
衛星・電話回線等の通信インフラとインターネットを
介して、リアルタイムで東京本社より遠隔監視が可能
になっています。
通信インフラが整えば、全世界の全車両に搭載すること
が可能になります。
ユンボの燃料消費の状況を見れる事は、昨今のガソリン
や軽油の高騰から、より消費を節約するための計画を
考えるデータ作りにも利用できるのではないでしょうか?
システムの内容は、
■メール送信サービス
車両の異常をユーザーの携帯メールアドレス等に送信すること
により、車両管理の強化をはかる。
・コーション情報:
エンジンオイルや冷却水の残量低下、エアクリーナエレメント
の詰まりなどの警告を発信。
・セキュリテイ情報:
夜間のエンジン始動を通知。車両の盗難を防ぐ。
上記の異常に早期に対応することにより、故障を未然に防ぎ
結果としてメンテナンス費用を抑えることができるのです。
また、盗難による損失も軽減できます。
■エンジン始動ロックサービス
車両が夜間に長距離移動したり、稼働予定時間外にエンジン始動
が確認された場合に、ユーザーに確認後、東京本社から遠隔操作
によリエンジン始動をロック。車両盗難を阻止する。
以上のようにコマツのコムトラックスは、
ユーザーにとってもなくてはならない機能の一つになっている
のではないでしょうか。