中古建機情報NETの紹介

社団法人日本建設機械工業会

中古建機情報NETというのがあります。

その運用開始は2000年10月ということで、
かなり歴史あるシステムですね。

現在のインターネットの普及やITやネットワーク技術は
目覚ましく進化をしており、
さらにデータベースのチューニングやハードウェアの進歩で
使い勝手もよくなってきていることと思います。

社団法人日本建設機械工業会による建設機械中古車査定基準として、
油圧ショベル、トラクタ、ミニショベルなど機械の経過年月で算定
していましたが、算定の基礎になる機械の製造年月は製造番号表
によって原則2年毎に冊子が発行されていました。

データベース化とホームページ上での検索システム構築の背景には、

ペーパーでは多種にわたる建機情報を更新するには作業的に
時間がかかり、よりリアルな情報を提供する必要に迫られ
ネット上から検索できるシステムが構築されました。

今では、多くの情報がインターネット上の検索システムで
提供され、世界中の人が利用するようになっています。

中古建機情報NETは、
NET会員として、
有料の会員制によって運営されています。

また、入会資格があり、一般の個人は利用できません。

1.工業会の正会員及び同正会員に系属する販売会社、サービス会社
や賛助会員。

2.建設機械中古車交流会に加盟する中古車販売店

3.警察署、税関などの関係官庁

※3.については無償で提供されています。

収録情報は、

・建機の製造番号(機械番号)に対する製造年月

・スペック一覧
 主要スペックの一覧、外形寸法、外形写真

・盗難建機情報
 盗難或いは行方不明にあった建機に関する情報

一般にはニュースになる事が少ないですが、
車と同じように建設機械も盗難が多いようです。

工事現場から夜中にユンボが盗まれる事はよくあるそうです。