冬の沖縄ではユンボがフル稼働してます。
先日、沖縄県の石垣島から船で25分ほどの黒島へ旅行に行きました。
この時期、観光客は少なく海岸や島の道を歩いていても
殆ど人影を見かけません。
牛とクジャクばかりです。
気候も曇りや雨の日が多く、一日中晴れの日は珍しいです。
冬の観光客が少ない時期に合わせて黒島の至る所で土木工事が行われ、
石垣島から建設作業員が1~2週間という長期で住み込みで働いています。
船の通勤では運賃が高く(1300円片道:2009年1月現在)、
割に合わないので、住み込みの方が経費節減と時間の有効活用になります。
また、船の本数が少なく、夕方は5時台で終わってしまいますし。
さて、
何台ものユンボがフェリーで運び込まれ、
道路の側溝の掘削や整地などの仕事をしていました。
アームの先端には、ブレーカーがアタッチメントされて
大きな音とともに掘削していました。
柔らかい土壌なら通常のバケットで済むのですが、
黒島は、珊瑚で形成された島で、少し彫ると珊瑚の堆積した
固い土になります。
風で砂が堆積したところも深く掘ると同じです。
コンクリートを砕く時と同じようにガガガッと砕いて
掘っていました。
でも、島の風は塩分を含んでいるので、
メンテナンンスは欠かせないでしょうね。
錆びた中古ユンボを見かけても実際にはあまり年数が経って
いなかったりします。
塩にやられてしまうのです。
沖縄の離島で作業した建機は、中古市場では安くなって
しまうのも仕方ないでしょう。
しかし、現物を見て綺麗なら十分メンテされていたという事で
プラス要因になると思います。
使わない期間が長くなる場合、
アタッチメントも外して塩風に当たらない場所に
保管するようにしておけば、中古価格を少しでも
高くできるでしょう。
You tubeでユンボブレーカーを交換している動画を見つけましたが、
こんなに簡単に素早くできるとは知りませんでした。
また、おなじみですがヤフオクで
ブレーカーを検索すると比較的多く出品されていますので
タイミングよければ格安で落札も可能です。