ヤンマーディーゼルは、一般にはディーゼル・エンジンや
マリンスポーツのモーターボートなどの製造および販売で
知られていますが、公式サイトを見ると狭い住宅地などの
建設工事などに向いた小旋回型の建機として、ミニ・ショベルも
生産しています。
ヤンマーの中古ユンボはたまに工事現場で見かけることがあります。
もちろんユンボという商品名は存在せず、一般用語の油圧ショベルを
商品分類として以下に紹介するいくつかのシリーズがあります。
平成16年7月21日には100％出資のヤンマー建機株式会社を建機などを
専門に製造、販売する会社として独立させています。
（本社：福岡県筑後市大字熊野１７１７番地ー１）
商品ラインナップでは、
Vioシリーズとして、後方小旋回ミニ油圧ショベル“ＶｉＯシリーズ”
（ユニバーサルＶｉＯシリーズ＝平成17年8月にモデルチェンジ発売）があります。
後方小旋回ミニ油圧ショベルのUniversal Vio50キャノピー仕様では、
特長として、
１．強度を高め安全性の増した溶接部の無い構造の新構造のブームを採用。
２．「板バネ式シリンダーガード」をブームシリンダー部分に装備。
３．盗難防止のため、電子キーを標準装備。ID登録のしていないキーでは
始動できず一定回数操作をすると警報装置が作動。
４．本体下部サイドカバー等の損傷防止にアンダーサイドプロテクターの採用。
５．リストコントロールレバーの採用
６．可変排風グリルの採用。市街地工事など周囲の作業環境を考慮し、
排風の向きを横方向・上方向などに変更可能。
７．ＴＯＰＳ（横転時保護構造：Tip-Over Protective Structures）
・ＦＯＰＳ（落下物保護構造：Falling-Object Protective Structure）
の国際規格に適合したキャノピー採用。
８．シートベルトとバックミラーの標準装備。
その他、超小旋回機として、
B×∑シリーズや、
↓
B2Σ（最小旋回半径790mm、機械質量:1980kg）、
UniversalB3Σ/B4Σ、UniversalB6Σ、
B7Σシリーズ（最小旋回半径1200mm、機械質量:7650Kg(キャノピー)。
超ミニのSV05、SV08、J09などのシリーズがあります。
SV05は機械質量:550Kgとかなりの軽量です。