最近、ＪＲ大阪駅で降りて中央改札口から出て駅の北側にある
ヨドバシカメラ梅田店によく立ち寄ります。

この場所、旧国鉄時代の社屋やＪＲ西日本の貨物車庫の跡地
になっていた場所です。

一部が残っていますが、
ヨドバシカメラの西側は、大阪駅開発プロジェクト
が急ピッチで進んでいる所です。

大阪駅の改築工事も同時に進んでいて、
数か月毎に歩行者の通路が付け替えられ移動します。

ちょっと戸惑っている人も多いです。

複数箇所で大型のクレーンやユンボ、
大型の杭打ち機などの重機が日々稼働しています。

百貨店、専門店、オフィス、映画館なども入るエンターテイメント、
その他の施設が関西最大規模で建設中です。

新北ビル開発という呼称ですが、

昔の小さな北ビルは駅にへばりつくような形で飲食店やコンビニ、
土産物店などが少しあったくらいですが、
今度はかなり規模が拡張される予定です。

駅の南側は、阪神、阪急、大丸の大手百貨店が競争している
梅田の一等地ですが、

さらに、新北ビル開発では、
ファッション分野で強い伊勢丹と、日本のデパート事業を最初に
展開した三越がコラボレートして、JR大阪三越伊勢丹が入る予定です。

全ての工事が完成すると、
４つのデパートが競争を激化すると予想されます。

すでに、阪急阪神ホールディングス株式会社として、
二つのデパートは協調関係にあり、
残る大丸と三つ巴の状況となっています。

大阪ターミナルビルは、アクティ大阪の呼び名で親しまれていますが、
ここに大丸が入っているのですが、
駅の南側広場の空間を活用し増築リニューアルされます。

一度にこれだけの大工事が同時に行われているのは、
関西ではここだけでしょう。

大型のダンプや重機の投入も多く、
この大不況の中、唯一、不況を感じさせない活況を帯びた
地域と言えるでしょう。

落ち込んだ関西経済の活力になる事を期待したいところです。