日立建機でもこの世界的な不況に対応して、土浦工場の派遣社員を
400人も契約解除するそうです。
さらに期間従業員500人も契約更新をしない方針で、
正社員の一部は一時帰休も検討するなど、
サブプライムローンに端を発した世界的不況の影響を受けています。
恐ろしいほどに生産調整のスピードは加速しています。
ユンボの生産数はなんと前月比で6割減だというから恐ろしいです。
1日の生産台数は20台程度になる見込みとのこと。
海外でも建築や大規模な鉱山の採掘も大幅に減少していますから、
今後長期間に亘り輸出も激減し、さらなる減産も予想されます。
工場にある寮については、派遣社員が寮を退去すると、
生活圏であった土浦市内の商店も人が減り売上が落ちるという。
日立建機の影響をもろに受ける事になります。
大手のメーカーに依存している市町村では同様の現象が起きています。
今後、新規で購入する建設会社がさらに減り、
中古ユンボで間に合わせたり、古い建機でも修理して使うように
なると思われます。
それもかなりの人が考えている事で、
この不況によって中古建機市場が活気を帯びるのではないかと
筆者は思っています。
若干、中古ユンボの価格が上昇するのではないでしょうか。